副業と聞いても違和感の無くなってきた時代において、
「なんで副業するの?」「何をしたら良いの?」「会社にバレそう」
など様々な理由で一歩踏み出せない人は多いと思います。
そこで今回は副業を始めるメリットやデメリットを解説していきます。
副業とは
そもそ副業とは、サブのビジネスとして仕事の片手間で働くイメージが多いかと思われます。
しかし現代では、
「副業➡︎複業」と書かれるようになりました。
サブではなく、複数の収入源を持っておく必要があると言う事です。
では具体的になぜ複業が必要なのか解説していきます。
複業の必要性
複業をやる理由は、現代の日本経済や働き方に注目すると分かりやすくなります。
①終身雇用・年功序列の終わり
②少子高齢化による年金問題
③安定の定義
④税金対策
ほとんどの会社員が複業はやった方が良いと思ってます。
日本経済の現実を受け止めつつ、早めに対策していきましょう。
①終身雇用・年功序列の終わり
近年のニュースより、よく聞く話がいくつかあります。
- 日本1の企業トヨタ自動車の社長が「終身雇用の維持は難しい」と発言、中途採用の割合を5割にする方針を固めた(※トヨタが変われば日本が変わると言われるほど、トヨタの姿勢は他社に影響を与えます)
- 経団連の会長が「終身雇用を守れない」と発言
- 2020年に早期・希望退職を募集した上場企業は93社で前年比2.6倍。リーマンショック時のリストラ人員数に次ぐ水準
今までは1つの会社に勤めたら定年まで退職せずに働ける仕組みが、日本では主流でした。
なので40歳以上の世代の方は、「大手に勤めたら安定」と言う方が多いです。
しかし近年で発表されたニュースでは、国や大手から早期退職や雇用契約を長期で約束できない事を唱えてます。
また必要な人材が残る仕組みの中で、
より実力のある人材が残る社会になってきてます。
長年勤めてる人材よりも、若くても会社に貢献できる人材が求められます。
「同一労働同一賃金」も始まった事により、
会社員とアルバイトが同じ働きをしたら給料も同じになります。
なので今後は、
会社に依存せずクビを切られない為にもリスクヘッジとして、個人で稼ぐスキル(=複業スキル)が必要になります。
②少子高齢化による年金問題
年金2,000万円問題と言われるように、年金の受け取り受給額がどんどん減っていくことが国の発表で予測されます。
少子高齢化により、上記の図のような昔ほど高齢者を支えられない時代に変化していきます。
老後に年金が必要以上に受け取れないとしたら、
今まで以上に老後の生活費用を用意しとく必要があります。
しかし先進国で唯一、給与が上がっていない日本において
昔以上の資産を用意するにはやはり複業が必須だと思われます。
③安定の定義
上記2点でも分かるように、
「大手企業に勤める=安定」と言う時代は終わりを迎えてます。
では安定とは?
前述でもお伝えしましたが、複数の収入源があればあるほど安定と呼べるのでは無いでしょうか。
アメリカなどの教育では「セブンポケッツ」と言われるように、7つの収入源があって安定と定義されます。
いくつもの収入の柱を作り、生活を支えていく必要があります。
④税金対策
会社員とは異なり、複業で稼ぐ場合は税金面も優遇される場合もあります。
複業と言っても、事業所得や投資・資産運用などで所得を得る事で節税する事が出来ます。
経費や控除が使えたり、単純に税率を抑える事が可能なのです。
例えば、株式投資の税率は一律約20%とされてます。
株式投資をお得に始めたい方は下記のリンクからスタートしてみてください。
複業のデメリット
どうしても複業を始めるにおいて不安も少なからずあるとは思います。
複業に対する不安やデメリットについてもご紹介していきます。
①会社にバレる
②やってはいけない複業
順にご紹介していきます。
①会社にバレる
まず皆さんが不安になるのは、会社にバレるのが心配という事です。
デメリットで言うとバレてもクビになる事はありませんが(国家公務員以外)会社からの印象や本業への支障が出る場合は良くないです。
そこで会社にバレる理由を2つご紹介します。
逆にこの2つを理解してればバレる事はありません。
- 会社と別の確定申告で住民税を納税
- 自分から言う(身なりや現場で気付かれる)
1つ目は、複業で20万円以上の稼ぎがある場合はその稼いだ分を自分で確定申告すればバレる事はありません。
自分で納税せず税金がまとめられて、年末調整の際に住民税の納税額が給与の計算より高いと、会社の経理から気付かれる可能性があります。
本業と複業でそれぞれ納税の申告はしましょう。
2つ目は、自分で会社の同期や友人につい言ってしまうとそれが出回り上司へバレてしまうケースです。
これは意外と多いので気を付けましょう。
②やってはいけない複業
複業の中でも、本業に支障が出たりオススメしないものもあります。
- アルバイト
- Fx・BO
- ギャンブル
アルバイトは給与所得なので節税対策になりません。
また労働×労働は物理的に限界があります。
本業にも支障が出やすいので生産性の高い複業を選びましょう。
FX(エフエックス)BO(バイナリーオプション)は、やり方が分からなければただのギャンブルです。
始めやすいですがハイリスクハイリターンなので最初に1人でやる複業としては微妙です。
ギャンブルはシンプルに継続が難しいです。
再現性が無く稼ぎ続けられないので、やるとしても余剰資金の趣味でやりましょう。
最後に
現代の日本において、万人が複業の必要性に気付き始めていきます。
手段は何でも良いのでまずは始めてみる事が重要です。
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